ワリトイロイロ

DIY、デジ絵、育児などなど ワリトイロイロやってる日々

デジ絵環境 絵の上達のために集めた資料たち

もっとしっかりとした絵を描くために

 

「また絵をはじめよう」と、

サブ機にsurfacepro、

メイン機にドスパラのタワー型ゲーミングパソコンを揃え、

一日平均8時間絵描いてた15年前とか20年前とかほどではないですが、

頻繁に絵を描くようになって3か月ほど経ちました。

今一日平均3時間くらいかな?

描く時間が取れない日もあるので一回に5~8時間が主です。

もう少し時間が欲しいところですね。

 

最初はバストアップばかり小手先で描いていましたが、

何を描くか、何を描きたいかが定まってきたので、

それに加えてデッサンの練習も取り入れていく時間も設けるようになりました。

 

デッサンの練習には Posemaniacs.com - 絵の練習用ポーズモデル

を使用させてもらって、

30秒は無理だから90秒ドローイングをしてみたり。

まだ90秒でぎりぎりです。

 

こういうノートを練習専用ノートにして・・・

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30秒だとこんくらいまでしか描けずに終わっちゃいます。半ケツで終了。

 

90秒だと一応一通りまでは。

 

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そんなにちんたら描いてるつもりはないんだけどなあ

 

90秒ドローイングだけじゃなくて、

静止画の状態でじっくりデッサンしたりもしています。

これだけでも全然練習になるんですが、

 

「もっとじっくり人体を知ることができる資料がほしいな」

ということで、アマゾン先生に頼みましたよ! 

 

体の構造や背景を描くために集めた資料はこの3つ

 

スカルプターのための美術解剖学 -Anatomy For Sculptors日本語版-

スカルプターのための美術解剖学 -Anatomy For Sculptors日本語版-

 

 これは一冊あると個人的に便利です。

筋肉や骨の付き方、こう動くとこんなふうになるよーとかいう説明はもちろん、

3Dスキャンした男性、女性の人体の画像(これすごくいいです)、

色々な人種、様々な年代の顔の表情が一覧になった写真も掲載されていて

とても参考になります。

ゆっくりじっくり描きたいとか、

「こういう風に動くとここはどうなるっけ」などの疑問が湧いた時、

突き詰めたいときに使える資料だと思います。

 

 

もう一冊、同時に注文したのは、

子供に「リアルなヒョウとか描いて」とかよく言われるので 

動物の描き方

動物の描き方

 

 これは私も見たいから買ったんですが、子供のものにしました。

「これ見ながら自分で描くのだ」

 

人体ではなく、動物の構造を理解するのに役立ちますよ。

 毛並みの表現とか、写真見て描こうとすると

「毛、どこまでこまかくかけば・・・」みたいになっちゃいません?

で、結果的にもっさもさして、なんかちがうみたいな。

 

どこを省略して、どこを抑えて描けばいいかなんていうのも

実際に「誰かが描いた絵」をみるとコツがわかってきて、

そこから色々な絵がかけるようになってくる。

 

 

 そういえば風景も、もっとちゃんとしたものを描きたいよねー

ということで選んだのは

建物&街角スケッチパース

建物&街角スケッチパース

 

 こちらです。これね!

フリーハンドで背景描きたい私にはもってこいでした。

 

一点透視とか二点透視とか3点透視とかは、

以前一応勉強したのでわかっ

 

てるつもりでしたー

どうもいまいちだったようで、もういちど一からやっていきます。

 

こちらは風景画かきたいな、っていうとき、

つまり屋外の街中をメインとした本なのですが、

室内の描き進め方についても少し触れられています。

 

それに子供にも結構よさそう。

学校で風景画描くことって結構ないですか?

ポイントがわかると、絵って描くのどんどん楽しくなるから

この手の本が一冊あると、

文章は読めなくても目で見ることで、

こうしてみようかな?っていう発見ができて、いい影響を与えられるかも(*^-^*)

(自分の時は写生大会とか結構ありましたが、今はどうなのかな?)

 

ちなみに我が子(小学生)にも見せたところ、

「学校の教室の中とかの描き方は!?」と・・・言われましたが

そろそろ・・・ママのお財布かぎりなく空です・・・w

 

洋服やポーズのドローイングに使用しているもの

 

「人体について」は、今回資料を手に入れたわけですが、

 

例えば裸もそうだし、自分が描きたい構図だったり、描きたい服がある場合は

もう自分で写真撮ったほうが早いので

例えば「〇〇を着た、こういうポーズの人描きたい」っていうときは

浴衣ひっぱりだして着付けてみたり、

大昔の自分のセーラー服とかジャージひっぱりだして着て自撮りする

という『絵を描いた後に即削除しとかないとうっかり死後の黒歴史になる』

なかなかにハイリスクなことをしております。

 

オゥ…文字に起こすと中々恐ろしいことしてるよね……

まあ一番怖い思いするの子孫だけど

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なんでまだセーラー服とか保存してるのかって、

「JKのすてきな思い出だから☆」とかじゃなくて

お金に困ったらブルセラに売りにいこうとか考えてたからです。

自分でもどうかと思う思考回路からの物持ちの良さ。

ブルセラショップってまだあんの?)

 

 

それでも持ってないデザインの服ももちろんあるし、

自分がモデルでは難しい場合もあるので、

 

『絵の練習をしたいから、色々なもの、構図を描きたい』

というときには、こちらのサイトさんを活用させていただいてます。

www.pakutaso.com

 

例えば男性を描きたいと思ったときに、

男装して自撮りしても「男性らしい体格」はスケッチできないです。

特に手、手は性別の特徴が出る、と思うのです。

 

私は喫煙者なので血管バリバリ浮き出てて

女性らしいなよやかな曲線を描くかわいらしい手じゃないんですけど

骨格がどうしても女性なんですよね。

 

かといっても旦那さんにモデルになってもらうと

全部ちょっとぽっちゃりwになっちゃうんで(笑)

こちらの写真から探して、画面に表示させて描く練習をしています。

 

人物だけではなく、建物や風景、動物や小物など、

いろいろな写真を見ることができます。

写真につけられたタイトルのセンスも面白いのでおすすめです

 

何もしていないのに再起動した時の猫|ぱくたそフリー素材

 

 とかね(笑)

 

 

 

さて、この記事を書きながらですね。

先ほど注文しちゃった本があります。それがこちら。

 

ファンタジー・マトリックス

ファンタジー・マトリックス

 

 まだ届いてないので、届いたら感想追記しますね。

中身ちょっとだけ見れたのですが、

すごくかわいいデザインや絵柄で、眺めるだけでも楽しめそう。

 

 

かわいいコスチュームが描ける本

かわいいコスチュームが描ける本

 

こちらは、この記事描いてる途中で職場に届きました(笑)

いろんなテイストのコスチュームのラフを見ることができます。

カラーイラストも巻頭に10ページ程、ファンタジックなものが中心です。

 

例えば素材別のしわの入り方について、

こういう生地だからこういうふうにしわがはいる など、

言葉で説明がしてある点は参考になります。

 

女の子の普段着から制服、仕事着、民族衣装、SFまで

イメージを膨らませるのに十分な様々な衣装を見ることができます。

 

欲を言えば、

★着用していない状態、つまり「服や小物のみ」での絵と説明、

★全部の服の「横から」と「背面」も見れる

 

と個人的に☆5つだなーって思いました。(描いてあるものもあります)

 

こちらを購入した理由は、自分がみたいなーっていうのもありますが

子供が「まどか☆マギカ」や「魔法少女育成計画」などの

 

 

ちょっとダークな魔法少女系が好きなので

(あとカードキャプターさくらも好き プリキュアにはなぜか無反応)

こういう絵を描きたいんじゃないかなーと。

 

案の定、渡したその日にずっと見ながら絵描いてました

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左下が本の中身の一部です。ああへうげもの1巻こんなとこにあったのね(探してた)

他は子供が描いたもの。

試行錯誤した様子がうかがえて、手に入れた甲斐があります♪

 

 

洋服について「もっと理解を深めたい」場合は、

もはや自分で一回「洋裁」をやったほうが理解は早いので

 

洋裁を趣味にするっていうのも一つの手です(笑)

 

型紙の考え方がちょっと違ってきてしまうけど、お人形の服でもいいんです。

ちなみに私も趣味の一つに洋裁があります。楽しいですよ(#^^#)

  

デジ絵の塗り方を勉強するために

 

今私が使っているソフトは「Photoshop」と「クリップスタジオプロ」です。

デジタルイラストの「塗り」の知識がないので、

そちらの資料もいくつか手にしてみました。

 

 

カラーイラストの進め方など、細かい情報が載っている資料はないかなー

と探しているときに、古本屋さんでみつけて手に入れたものがこちらの一冊。

Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.6

Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.6

 

 

 フォトショップクリップスタジオの両方を使用して

一人の作家さんのラフから線画、着色までの工程を細かく説明してあります。

タイトルに「vol.6」とあるように、

色々なテイストの作家さんの本が出ていましたので、

自分のイメージに近い作家さんの本を探してみるといいかもしれません。

(使用されているソフトも違いますので、そこも確認してみてください)

 

わたしはTNSKさんをこの本で初めて知ったのですが

アナログ塗りの良さとアニメ塗りの良さを融合したような、

キュートでやわらかい印象の素敵なイラストを描かれています。

 

例えば線画の段階ひとつとっても、

 

どのくらいの線の太さで、どのペンを選んで描いたか、どうしてそのペンを選んだか、

 

その作家さんの感覚を体感しながら、

一枚のイラストが出来上がっていく様子を教えてもらうことができます。

 

これをラフの段階から細かく追っているので、情報量がすごい。

私のようにまだソフトの使い方自体があいまいだと、

どこでどんなふうに作業したか がわかる本が一冊あると心強いですね。

 

作画工程で試行錯誤されている様子も読み取れて、

「絵の上手な友達が1枚の絵を完成するまでずっとそばで見てる同級生の私」、

そんな感覚になったために、

作者さんに勝手に「友よ!」と 親近感を抱いているという

大変気持ち悪い仕上がりになっております(笑)

 

 

さいごに

アニメーターの学校にいかなければアニメーターになれない、とか、

美大を出ていないと〇〇になれない、とか

出版社に拾ってもらわないと漫画家になれない、とか

漫画家デビューは〇〇歳までにしないと無理とか

 

『「その時」に叶わなかったら将来の選択肢に加えることはできない』

 

と、思っていました。

 

例外はもちろんありますし、色々な道の通り方もあるでしょうけれど、

「この世界の間口は基本こういうかんじ」っていう固定観念って、ないですか?

 

少なくとも私はそういうふうに思っていましたから、

ひとりの子供のおかあさんになり、絵から離れてしまっている状態で、

 

例えば今から漫画家になりたい、と思っても

「休みが年に片手の指ですら余る」という環境の仕事をしながら、

出版社が求める雑誌のカラー・その雑誌の読者を意識した作品は難しいだろう、と

「今から何かしてももう無駄だろうな」って考えがありました。

 

でも今は、個人で何かを表現することがとても一般的ですよね。

例えばインスタグラムもそうだし、YouTubeや、Twitterもそうです。

特に突き詰めた趣味がなくても、日常のちょっとしたことを発信したり

料理のプロじゃなくても、おいしいレシピを発信したり、

記者や小説家を生業にしていなくても、自分の思想を発信している。

 

「自分で」「自分を」「多くの人に向けて発信する」

そのためのツールが確立していて、

それが様々な人にとっての当たり前の日常になっている。

 

「あ、わたし、「わたし」として発信できるようにがんばろう」

と思いました。

 

今こうして絵の勉強を、

誰に強制されるでもなく自分の意志ですることが、すごく楽しいです。

 

自分が納得いく、自分の絵が、自分のする話が、これから何枚かけるかな?

そしてどこかにいる誰かに、自分が描いたどの絵を

好きって思ってもらうこと、好きって教えてもらうことができるかな

それはどんなひとなのかなあ・・・という先の楽しみがあります。

 

もしも私みたいな「思い込み」で、

なにかをあきらめたことがある方が見ていてくれるなら、

「なにをするにしても、今からでも全然いいんだ」

って伝えられていたらいいな、と思います。

 

 

楽しんでいただけたら幸いです

読んでくださりありがとうございます(*^-^*)