今回あまりきれいな話ではないので、苦手な方はご注意ください
読んでくださる方も、気分を悪くしてしまったらすみません( ;∀;)
出来る限り、当時のことを思い出しながら書いてみました。
つわりは船酔いまたは二日酔いに似てる
私の場合、つわりは船酔いのような気持ち悪さと、吐き気でした。
胃が、というか胃から胸にかけて「縦長の丸い風船のようないれもの」があって
それの8割以上を何かどろんとした液体が満たしていて
体をちょっとでも動かすと、それが揺れるような感覚が24時間営業です。
動けば胸やけが起きるので、できるかぎり動かないようにしていました。
初期の一番ひどい時はマンガにかいたように、部屋が家事のやりかけ状態に…
例えなので、実際に何かたぽたぽ入っていたわけじゃないと思うんですけど、
圧迫感と胸やけで呼吸もしにくかったです。
男性に「つわり」をわかるようにお伝えするなら、うーん・・・
解決法の存在しない、終わりの見えない二日酔い
ですね(最悪)
色々なものの匂いがダメになる
色んなものの「におい」が吐き気を誘い、かがないようにと口で呼吸をすると、
何かの拍子に胃液がせりあがってきます。
口にたまっていく唾も飲み込めないので、頻繁に口をゆすいだり、
起き上がれないときはティッシュに出したり、
なんならもう口元にティッシュ置いてました。
変な言い方ですが私は吐くのが下手で、
「あ、吐く だがしかし吐き方がわからない」状態でした。
いつ吐いてしまうのかもよくわからなくて、突然くるので間に合わないし
何度も飲み込んでしまったり、一度に出し切らないわ、鼻は痛いわです。
吐いたら吐いたで、胃酸で食道を焼いてしまいますので、
吐かずに済むならそのほうがいいのかもしれませんが、
本当にこれなんの修行なのかと思いました、つわり・・・
※そういえばオレンジというか茶色の胃液を吐いていたなあ、と思い今調べてみたら、
どうやら胆汁たったようです。そういえばすごい苦かった!
(なお、胆汁は吐いても特に問題はないとのこと)
特に和食がつらかった
お仕事は休職、その後辞めることに(安定期になるとつわり+お腹張るコンボ開始)。
そうなるとですね、辛くてもせめて、お仕事頑張ってくれてる旦那さんには
健康なご飯を作ってあげたぁあいにおいやべえ。
なんと作るのも困難です。鼻にティッシュ詰めて作ってました(笑)
しかし口呼吸はね!ぎぼぢわるぐなるど!
ということで鼻ティッシュ+マスクで対応でございます。
これはこれで結構キツいものがあるので、基本的には
調理中は息を止め、キッチンから離れた別室に息継ぎしに行く(笑)
魚類になった気分です。
特に出汁、しょうゆ、ごはん、みそ、魚を焼くなど、和食関連が完全アウト。
中華と洋食はまだマシだったので、青椒肉絲やカニ玉をよく作ってました。
自分は なにも食べられない
こんな調子なので、自身は食事が4か月間まともにとれず、
水、または水で半分に割ったスポーツドリンクを飲んでいました。
スポーツドリンクは、ポカリスエットやアクエリアスですね。
そのままだと、味が濃すぎて辛かったのです。
500mlペットボトルのスポーツドリンクを半分コップにうつし、
ラップをして冷蔵庫で保管。
半分に減ったスポーツドリンクのペットボトルにミネラルウォーターを注ぎ、
それを飲んでいました。
無くなったら、保管していた残りをペットボトルに入れて、同じように。
1日に1ℓ弱、飲んでいました。
胃のあたりの「たぽたぽしたかんじ」の正体の一部は、
この「水分」だと思うんですけどね~
つわりの時に食べることができたのは『意外なメニュー』
最初の3か月は水分摂取しては吐く、の繰り返しでしたが
このころになると少しずつ食べられるものが見つかるようになりましたよ!
きっかけは定期健診の帰り、車外から漂ってきたにおいに「あ...あれいけそう」
モ〇バーガーでした(笑)
妊娠3か月でやっと食べられるもの発見です!ポテトも大丈夫でしたよ♪
まあ結局吐いたけどね!「食べれた」という事実に感動ですよ!
もしかしてソース系がいけるんじゃないかな?と思って他にも挑戦した結果、
ほぼ難なく食べられたものは…
「ファーストフード」「やきそば」「お好み焼き」「タコ抜いたたこやき」!
(タコ生臭くて排除してました 笑)
味濃ゆいし、油もしつこいメニューなのに不思議ですね。
意外過ぎて気づかなかったわい。
調べてみると、結構同じタイプの方がいらっしゃるようです。
お困りの方は、一度試してみてくださいね(#^^#)
他に私が発見したのは、ほぼ無味無臭のパン!それはバケット!
(パン屋さんに怒られそうだな)
正確にはバケットの中身のふわふわしたところです。ほじって食べてました(笑)
(外側は、酸っぱさ?のような味を強く感じてしまい、私は無理でした)
つわりについて病院に相談したけれど
「全然食べれていないんですけど大丈夫ですか」ってきいたら
「食べ物は食べれなくてもいいよ」って言われました。
「水は飲めてるんでしょ?」とも。
4か月ほぼ寝たきりの状態で、体重5キロ落ちていたんですけど_(:3 」∠)
(これも伝えたんですが特に取り合ってもらってないです)
なんとなく、「ただのつわりだし、私が大げさなのかな…」と思うと
それ以上何も言えず、もやもやしていました。
なんかこう・・・言い方ってないですか?
そりゃ大げさかもしれないけどさ?普通がどのくらいかわかんないじゃん?
後々になって、この病院の選択自体が間違っていたなーと思うことが
いくつも出てくるのですけれど、そんな考えに至る余裕はなかったのです。
当時も今回もネットで検索してみたのですが、
つわりで食べれない、吐いてしまう、つらい、という事に関して
「食べれないときは、無理に食べなくて大丈夫」という記述にとどまるものが多く、
どの程度で相談するものなのか?が判断しにくいですよね。
ひとつわかったことは、
相談をしたときに尿検査などで体の状態を調べて処置を判断する病院がある
逆に言うと、相談をしても口頭のみで対応する病院もある
ということです。
頻繁に吐く、水分も取れない、食べられないという状態で、
尿検査でケトン体が出る、体重の減少、脱水症状があるなど
重度の妊娠悪阻が認められる場合、点滴や入院の判断をされることもあります。
不安なこと、つらいことは、臆せずに病院に相談してくださいね。
受診を迷ったときは、まず病院に電話してみるのもいいかと思います。
腕がいいから、患者さんの申告のみで判断をされるお医者さんも
いらっしゃるかと思います(それがいいのかどうかは置いておいて)。
それでも、「こんくらい当たり前でしょ?」と患者を突き放すのではなく、
不安に対して説明をしてくれる病院が、個人的にはいい病院だとは思います。
私は、この妊娠初期にこそ、
違和感を感じたなら他の病院にもかかってみればよかったなあ…なんて思いました。
つわりはいつまで続く?
これがわかる術があれば本当にいいのですが
やっぱり人によって違うもので、私は9か月までありました(遠い目)
でも7か月頃から「吐くこと」 が少なくなって、随分マシになっていたような。
船酔い状態は残っていたのですが、ある日気持ち悪さが消滅しまして
「あ、つわりなくなった!?」となった頃は安静にしましょうの9か月目。
あっれ。安定期とは。一体。
他の妊婦さんと比べないで「自分は自分」
「働ける妊婦さんもいるのに、つわりがあっても動ける妊婦さんがいるのに」
「どうして自分はできないんだろう」
私は自分を責めていました。
安定期になっても続くつわりで、仕事を辞めたことが大きかったです。
ありがたいことに理解のある職場で、引き留めてくださった上、
「引き続き休職扱いにして育休取得しなよ、そっちが得だよ」と独身男性の上司が
アドバイスまでしてくれたのですが、
私自身が「自分の事情で周りに迷惑をかける」という事実に耐えられなかったんです。
だって、人によっては妊娠しても、出産ぎりぎりまで働ける方がいることを
知っているから。
普段「人は人、自分は自分」「自分がどうなのか」と考える質なのに
この時は「大丈夫な人もいるのに、なぜできないのか」と自分を責めていました。
これは時間巻き戻るなら自分に言ってあげたいです。
気にする必要なし!って。
だっておなかのなかに、自分じゃない人間が入っているんですもの。
そうですね、こう考えたらいいかもしれない。
今まで空き家だったところに、突然入居者が!
王子か王女かわからない、顔を見れないほどのお偉いさんです(笑)
お会いできるのは10か月後なので、家賃も10か月後、
出世払い、もしくは分割払いです(笑)
だから私のように、どうか自分を責めないで
お腹の中の人ひとりに体の部屋を貸してあげているのだから、
人間ひとり分、自分のことを甘やかしてあげてくださいね(*^-^*)
私ももっと自分に甘くしてあげればよかった~(笑)
ちなみに私に入居し、現在ご活躍中の王女様ですが
たくさんの「目に見えないもの」を私にくれています(*^-^*)
儲けちゃいましたね?(笑)
読んでくださり、ありがとうございます(*^-^*)
他にこんな記事やマンガを描いています。
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